歌舞伎自体も初観劇だったのでドキドキでしたが、すごいエンターテインメント。
2階席なのに、すぐ横に中村勘九郎さんが梯子で登ってきた時は驚きましたよ。
他にも度肝を抜く演出が目白押しで
江戸期の芝居小屋スタイルなので、全体的にちょっと座席が狭めなんですが
その狭い客席のお客さんとお客さんの間を演者さんが無理やり通ったり、隠れたり、梯子で空中を通り抜けたり、水を前列にぶっかけたり、やりたい放題w
クライマックスは小屋のステージ後ろが開き、本物の小倉城を借景しつつ祇園太鼓に花火に、とド派手な演出がとにかく凄かった!
(風向きのせいか、終演後は小屋の中が煙まみれでしたが;)
お笑いパート担当のお二人が、これでもかと北九州地区独特の方言、語尾の「ちゃ」を過剰なまでに会話に放り込んできたのもご愛嬌でしょうねw
そういえば、役者さんが花道へ出る時、花道の入り口の暖簾?が「シャーっ」と音をたてて開くんですが
その音が、『落語心中』内で描かれた鹿芝居の効果音とまったく同じで、、静かに一人感動しておりましたv


長屋の出店は・・・なかなかどれもいいお値段で
何か買いたかったんですが、、己の財力ではちょっと無理だったので
とりあえず公演筋書(パンフ)と、近くの小倉城売店しろカフェで小倉城令和クッキーを買いました。
大変おいしかったです

たぶん今回を逃すと、地元で江戸風芝居小屋で歌舞伎観劇なんて二度と出来ないと思うので、よい経験ができました。
ほんと、登録しておいて良かった「博多座サポーターズ」w